営業サポートに徹する事でより円滑に商談が進むと考えたからです。営業だった頃、査定をする者、商談中のスタッフに代わり対応する者など１件の商談に様々なスタッフの協力がありました。この経験から、明確な役割分担と周りの協力があってこそ成約に繋がると実感しています。ＳＡ（ショールームアシスタントの略称）はまだ人数も少なく発展途上の職種ですが、サポートに特化する職種があることで営業がより商談しやすい環境になると考えています。

電話でのお問い合わせを一人で対応できた瞬間です。入社当初は質問内容を理解するのが難しく、伺った内容をそのまま先輩に伝えるだけでした。ですが、その対応だと時間もかかり自分の成長に繋がらないと感じ、先輩の対応を見て学ぶようにしました。また疑問点は必ず質問をして商品知識を深めました。その結果、今ではほとんどの問い合わせを理解でき、営業が不在時には代わりに対応しています。スタッフから感謝してもらえる機会が増え、大きく成長できたと実感しています。

点検時に査定したお客様から新車の代替に繋がった時です。ＳＡになった当初は業務内容が決まっていない状態でした。そこで自身の営業経験を活かし、何が受注に繋がり営業のサポートになるかを考え、点検時の査定を徹底して行うことにしました。その結果、店全体の商談件数が増え、受注計画の達成に繋がりました。ＳＡは受注を増やすために発足した部署であり、自身で考えて行動した結果が成果に繋がった瞬間はとても嬉しく誇りに感じました。

客観的な視点で相手のニーズを把握し対応していくことが大切だと学びました。入社して、多岐にわたる業務を目の当たりにし、ディーラーは単なる車の販売店ではないと実感しています。車の購入、保険や修理の相談等、様々な理由でお客様はご来店されます。そのため、様々な視点からお客様のニーズを確実に把握する事が大切です。そして車を乗るうえでお客様にとって何がベストなのかを常に考え、対応する事が大切だと学びました。

ＳＡで成功するためには、広い視野を持って考え行動する力が重要です。ＳＡは営業をサポートする役割ですが、お店を円滑に回していくための役割も担っています。常に広い視野でスタッフやお客様のニーズを把握し、対応する力が求められます。最初は何をしたらいいのか戸惑う事もあるかもしれませんが、「相手のために何をしてあげられるか」を考えて行動することで、必然的にお店に欠かせない存在になると思います。

職種に捉われず多様な業務に挑戦して欲しいです。ＳＡは新設したばかりで、まだまだ社内での認知も低いです。ですが、今後は必ず必要とされる職種だと考えています。手探りの中ではありますが、会社をより良くしていくために何が必要かを考えながら、色々な業務に挑戦して欲しいです。そして、新しい視点で沢山アイデアを発信して欲しいです。ＳＡが良い形で確立できるよう一緒に頑張っていければと思います。

現在も進めているＳＡの設立です。自身の営業経験を活かし、査定と書類業務をＳＡが担うことが商談の効率を上げると考え提案しました。しかし、全く営業経験のないスタッフでも出来る事なのか、また、本当にその業務が営業のサポートになっているのかを考えるうちに不安になりました。ですが、配属店舗の営業の先輩や上司の協力もあり、少しずつ良い方向に進んでいると感じています。まだまだ挑戦中ですが、ＳＡが確立できるよう尽力したいと思います。

この仕事の魅力は「お客様と長くお付き合いできるところ」だと思います。点検や保険など、お車をお乗りいただいている限りお客様と関わるお仕事です。中にはお客様と20年以上のお付き合いがあり、何度もお車をご購入いただいているスタッフもいます。単なる営業とお客様ではない関係性を築けるのがディーラーならではの魅力だと思います。お客様に「車の事は全て三重東にお任せしたい」と思ってもらえるように、ＳＡとして尽力したいと思います。